口元にもジュエリーをプラス!
最近、女性に限らず男性も含めて、ヘアスタイルへのこだわりは当たり前。
つけ爪やネイルアート、ボディピアス、タトゥ(刺青)を楽しむおしゃれが定着してきましたね。
自分を美しく、より輝いてみせることで、自信をもって自分らしさを発揮できる、そんなアイテムとして活用しているのかもしれません。
さて、口元の美しさ、歯の美しさで、人とコミュニケーションをとるときの印象は大きくかわります。
日本でも「審美歯科」という言葉を使われるようになって、肌やヘアスタイル同様に歯の美しさを求める方が増えてきました。
歯並びを良くする矯正や補綴治療、白さを求めるホワイトニング、そしてさらなるおしゃれとして登場したのが前歯にジュエリーの輝きをプラスする歯のアクセサリーです。
今回のトピックスでは、まだあまり知られていない新しいオシャレアイテム、歯のアクセサリーをご紹介します。
笑顔がさらにきらめく!
歯のアクセサリーってどんなもの?
少し前まで、日本でも前歯に金をつかうのがステータスだった時代があります。
虫歯で崩れていないにもかかわらず、わざと歯の横の面を削って金を埋め込んだり、入れ歯にも金で覆われた人工歯を使うことを希望する方がいらっしゃったようです。
笑った時のきらりと輝くゴールドが「おしゃれ」だったのです。
さすがに最近ではめったにお見かけしなくなりましたが、時代によって何が美しいと感じるかは変化していくものですね。
現代は、クリスタルや貴金属の輝きをワンポイントでつける、いわば歯のジュエリーが主流です。
海外ではアーティストが使ってブームを起こしたとかで、自分で歯に接着するタイプの商品が売れているそうです。
日本では、自分でつけるタイプ以外に、歯科医院で口腔専用の接着剤でつけてもらうタイプがあります。
種類は形・材質ともに様々。
見ているととても楽しくなりますね。
こちらは自分で接着するタイプの商品「Denties」(8400円)。
2001年4月ドイツで発売され、以来スイス、スペイン、フランス、ハンガリー、ブラジルなどヨーロッパ内や南米に広がり、販売数量100万個を記録した人気商品だそうです。
こちらは歯科医院で接着するタイプの「トゥインクル」。
本物の貴金属や宝石を使用しています。(4000円くらい~)
クリスタルガラス製「ポエーム」は大きさや色が様々あります(1個1500円くらい~)。
なんと本物のダイヤやルビー、サファイヤなどの宝石を使った商品もあります。(1万円くらい~)
どうやってつけるの?
歯のアクセサリーは、歯面を清掃したあと、口腔内専用で安全な医療用接着剤(矯正治療でブラケットをつけるときに使用します)を使って接着します。
接着剤の取り扱いやつける場所などはご自身で行うには慣れが必要です。
特にきれいに長くつけておきたい場合は、歯科医師に接着してもらうことをお勧めします。
歯を削ったり傷付けたりすることはありません。
歯科医院での接着にかかる時間は約30分、費用は3000円前後です(歯の状態に個人差がありますので、参考価格です)。
ただし、どちらの歯科医院でも施術してるわけではありませんので、あらかじめお電話等でご確認ください。
装着期間は、個人差がありますがおよそ半年~1年半ははずれません。通常の歯磨きも可能です。
なお、歯科医院で専用プライヤーを使って歯を傷付けないようにはずせます。
結婚式や成人式、パーティなどちょっと目立ちたいときに気に入った歯のアクセサリーをつけると、笑顔がさらに輝くこと間違いなし!?
終わりに
今回は面白情報として歯のアクセサリーをご紹介しました。
オシャレの対象として口元が注目されることは、歯やハグキの健康を意識して大切に考えるきっかけになります。
見た目だけでなく、清潔で健康的な歯とハグキであるように、楽しくお手伝いできたらいいなあと考えています。
なお、歯にジュエリーをつけたいとお考えの方は、商品はネット上の様々なサイトでご購入可能です。(「歯のアクセサリー」などで検索してみてください)
ただし、上述のとおり、歯科医院での接着をご希望の場合、あらかじめお電話で確認してからご注文下さい。
歯科医院によっては、商品が準備されていたり、取り寄せをしてくださるところもありますので、まずはご相談なさってください。