今年の梅雨は「線状降水帯発生」のニュースをたびたび目にします。
鹿児島では過去に「8・6水害」を経験しており、水の怖さを忘れてはいけないと意識するところです。
皆さまの地域で水害がないことを祈ります。
さて、気温も高まってまいりました。
もうすぐ学生さんたちは夏休みですね。
かつて夏の風物詩といえば、虫取り網を担いで近くの山で昆虫採集でした。
夜行性の虫を採りに行くために付き添った保護者の方も多いのでは。
でも、年々昆虫を見かけることが少なくなったと感じます。
蝶もめったに飛んでこないし、田んぼがなくなったためカエルの合唱も聴こえません。
ほんの20年の間に、地域の景色や音、匂いまで変わりました。
便利で快適で安全ではあるけれど、ちょっと淋しくもあります。
そこでこの夏の間、当院玄関では竹製のカブトムシがお出迎えいたします!
よくできている~と患者さまが目を細めて見てくださり、お子さんは手に取って遊んでくださいます。
スタッフの上村さんのご親戚手作りです。
ちはみに、自然が減ったなとセンチメンタルな気持ちになるせいか、虫や爬虫類は得意でないくせに、たまにガラスにヤモリがへばりついていると可愛く思えて見つめてしまう副院長です。
室内で見かけたら叫び声を上げること間違いなしですが。
・・・やはり、竹製のカブトムシを愛でておこうと思います。
虫好きな方も、そうでない方も、どうぞ良い夏をお迎えください。