vol.219◆ 大掃除とお肉と幸せについて

9月に入ると、雲の形や空の色が明らかに先月とは違ってきました。

朝晩の気温は下がり過ごしやすくなりましたね。

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?

 

おかもと歯科では、毎年夏はお盆休み前、冬は仕事納めの日に半日休診にして、スタッフ全員で大掃除をします。

 

日頃見落としがちな細々したところをきれいにしたり、戸棚や引き出しの中を整理整頓します。

患者さんにとって清潔で快適な空間であるよう、働く者にとって衛生的で効率的な環境であるよう、スタッフの皆が工夫してくれるお陰で今のおかもと歯科があります。

 

そして、大掃除の疲れを労い、晩にお食事会へ行くのが定番となっています。

 

この夏も総勢9名で分担して院内を掃除し、「肉!!!」のリクエストに合わせ、鹿児島熟成牛専門店の「听(pound)」さんで炭火焼きステーキをたらふくいただきました。

 

 

 

 

3種類の熟成牛が次々出され、それぞれ美味しく味わいながら、

「このお肉をしっかり噛んで味わえるって、幸せ♥」

と、しみじみ思うことです。

 

歯が欠けていたら、歯周病でぐらついていたら、口内炎があったら…

あるいは、心配事で気持ちがふさいでいたら、緊張で口が乾いていたら…

 

食事を心ゆくまで味わうためには、健康なお口と安心してリラックスした心のどちらも不可欠なのです。

 

「満腹~」と言いながら院長の分までデザートを頂戴し、しっかり美味しく食べられる健康な心身に感謝。

 

今の自分にとって、食べられるのはごく当たり前のこと。

でも、その「当たり前」が毎日続くことはどんなに幸せかと思うのです。

 

つい先日、急に全身の倦怠感と発熱があり、診療がつらい1日がありました。

乳酸菌「ヤク〇ト」を愛飲してから数年、ほとんど風邪をひかなかったので、久しぶりの体調不良でした。

 

すると、スタッフは私を気遣いたびたび様子を伺ってくれて、替われる仕事がないかと声をかけてくれました。

日頃は可能な限り休憩したがる院長でさえ、「ここは俺が」と診療を替わってくれました。

 

サポートしてくれる人たちあっての仕事だと、つくづく感謝です。

そして、当たり前に動く体と頭があってこそ働けるのだと気づかされます。

 

「当たり前」の今を与えられていること、それ自体が幸せだと思う、この頃でした。

 

 

 

2019年09月01日