vol.134◆ふうせんかずらです

暑さが本格的になりました。

鹿児島市では、7月の終わりに桜島の「超どか灰」があり、街中を車で走ると灰が舞い上がって先が見えなくなるほどでした。

幸い、街中からはずれた場所にある当院周辺では降灰が少なく、同じ鹿児島市内でも軽い悩みですみました。

というわけで、朝から晩まで窓を開けて涼をとることはできず、締め切りにクーラーの生活が続いています。

計画停電のないことを祈るばかりです。
 
さて、今回は植物のお話。
以前、ふうせんかずらで緑のカーテンを目指していることを書きましたが、ただ今順調に生育中で、すでに一部は種が熟し始めました。

黄色く乾いたふうせんを割ると、中から3~4個のハート模様の種が出てきます。

 


【ふうせんかずら】
 品種名:ふうせんかずら
 学名:Cardiospermum halicacabum
 英名:Balloon Vine
 科名:ムクロジ科

つる性の一年草で、まきひげを出しながら夏にぐんぐん伸びます。


白色の小さな花を咲かせ、その後できる紙風船のような形の果実が可愛らしくユニーク。
熟したタネにはハート型の白い模様ができます。


種まき時期は4~5月頃が最適ですが、夏を過ぎて蒔いても芽が出ます。
初夏から10月頃まで花が咲き実がなるので、長く楽しめます。

次々とふうせんができて、今年もたくさんの種が収穫できそう。
患者さまにこの種をプレゼントできればと考えていますので、収穫にはげみます!

 

2012年08月01日