vol.32◆面白いもの見つけました

師走に入ったというのに、鹿児島はポカポカ陽気が続いていましたが、ようやくこのところ冬らしい寒さがやってきました。
院内のクリスマスディスプレイやサンタもやっとしっくりしてきました。

 

最近、面白いものを発見。

ミニチュア大好きの歯科衛生士まよちゃんが買わずにはいられなかった、歯科医院のブロック玩具です。

タービンやバキューム、横の棚にはミラーや抜歯道具が。
なんとドクターのマスクや患者さんのエプロンも取り外し可能!
人形をセットしながらつい「痛くないですか?」なんて声をかけたくなります。

大人が楽しめるブロック玩具もあるんですね。


さて、最近ある女性の患者さんが一度に数本分の歯を失い、部分義歯をいれることになりました。

歯を失ってショックだったことでしょう、すっかり笑顔がなくなっていました。


歯を抜いた翌日、初めて義歯をいれましたが、チェアーの上でも言葉少なく、そばにいる私たちスタッフにも気落ちした姿が痛々しく見えました。

治療が終わり、受付で義歯の使い方説明書をお渡しするとき、

「こちら、入れ歯の使い方が書いてありますから…」

と言いながら『しまった!』と思いました。


「入れ歯」という一言でさらにその女性を傷付けたと感じたからです。

その方がお帰りになった後、スタッフ同士で

「入れ歯という表現はわかりやすいが、お年寄りが使うものというイメージが合ってうれしくない。どういったらよいか。」

と話し合いました。

通常は「義歯」という、すこし硬い表現を使います。

説明書には今まで「入れ歯」としていましたが、こちらはすべて「義歯」にかえることにしました。

でも実際の話し言葉としてははわかりにくいので、「取り外しの(できる)歯」と表現しようと考えました。

これで少しはイメージの悪さをカバーできるでしょうか。

このHPをご覧頂いている皆さまも何かもっと良い言い方がありましたら、ぜひアドバイスをください。

さて、今月のトピックスは上述のように変更した、当院でお配りしている「新しい義歯の使い方」を掲載します。


ご自分の身体の一部として活きた義歯となるよう、気をつけていただきたいポイントなどを載せていますので、ぜひのぞいてくださいね。

(おまけ)

「おかもと歯科の店」では、「めざましテレビ」で紹介されたお陰か乳歯のおうちが大好評!
実は同番組から抜けた乳歯に関する電話取材を2回頂いていたところでした。


HPを公開していると、いろんな世界が広がる感じです。これからも楽しく頑張ります!


2003年12月01日