2月3日は節分です。豆まきしてますか?
こちらは当院で16年以上、節分の月を飾ってくれている手作りカレンダーの鬼たち。
当院へお越しの際はぜひ玄関で眺めてください。
2月は節分の恵方巻、バレンタインのチョコと、食が関わるイベントが続きます。
皆さま、美味しく味わっていらっしゃいますか?
チョコといえば、むし歯に気が付いたきっかけは「チョコを食べるとしみるんで」と言う方が結構多くあります。
あんこなどの甘いものでもやはり「しみるんです」。
せっかくの美味しさが半減して残念ですね。
歯科用語で、これを甘味痛といいます。
甘味痛は、見た目はわかりにくい歯と歯の間や詰め物の下にできたむし歯に気づかせてくれる、「やばいかもですよ~」と危険を教えるサインです。
無視せずに、ぜひ歯科医院で詳しい診査をしましょう。
逆に、歯が痛いのに、歯に原因がないことがあります。
風邪が流行って鼻が詰まりやすい季節、「飛び跳ねると上の奥歯が響いて痛いんです」とおっしゃる方がいます。
鼻の空洞(副鼻腔)に炎症が起きると、歯根が近い歯に痛みの症状を感じることがあるのです。
慢性鼻炎や蓄膿経験をお持ちの方では、鼻の調子が悪くなると歯もおかしな感じがすると訴えられ、それを繰り返すことがあります。
明らかに歯に虫歯や歯周病が認められなければ、「鼻の調子が改善して歯の痛みが治まれば、大丈夫ですよ」としばらく様子をみていただきます。
身体の症状からその原因を読み解き治療するためには、診査の機器とともに患者さまのお話をしっかり聞くことと、経験の積み重ねがなにより大事です。
この2月15日で開院17年を迎えるおかもと歯科は、いろんな経験を重ねて患者さまに育てていただきました。
皆さまに感謝です!