vol.185◆子どものお口をのぞいてみて

急に朝晩の気温が下がり、つい昨日まで院内では半そででクーラーを入れていたのにと驚く、11月の鹿児島です。

毎日元気に仕事をするには、体調管理が何より大切!
私、副院長は某乳酸菌飲料を毎日1~2本飲むのがここ数年の日課となっています。
そのお陰か、ひどい風邪をひくことがなくなり、咳止めなど薬を必要とする機会がめっきり少なくなりました。
 
しかし、寄る年波からでしょう、最近の悩みは肩こりと腰痛。

診療の姿勢が影響しているのかもしれません。


全身の関節のギクシャクした感じまで出てきたので、ついにグルコサミンとコンドロイチンを服用し始めました。
この先、次々とガタつく体を動かすために、いったいどれだけ「体にいいもの」を注入する必要が出ることやら。 

さて、当院では年に数回保健センターで1歳6か月児の歯科検診を担当しています。
マシュマロのようにふわふわで柔らかいお子さんのほっぺに見とれながら検診してます。

(乳歯列は3歳頃に完成すると上下それぞれ10本、計20本です)


同じ月齢ながら、お口の状態は様々。
すでに乳歯が奥歯まで生えているお子さんから、まだ前歯だけのお子さんまで、生えそろうスピードには違いがあります。


保育書にある標準の成長発育時期との差が気になるものですが、お子さんごとに違って当たり前。

あまり気にしなくて大丈夫です。

しかし、大丈夫ではないのは、虫歯と診断された場合です。
生後1歳6か月でに虫歯があるのはかなり高いリスクを持っている(虫歯が進みやすい)という意味ですので、お子さんにかかりつけ歯科医院を見つけることがお勧めです。

そして、下の写真にあるような小帯の異常も要注意。



特に舌小帯は発音や嚥下に大きく影響します。

ことばを習得する幼いうちに舌を自由に動かせるよう、心配な時は小児歯科へご相談を。 

 

それにしても、今年の保健センターでは、衛生士さんによるブラッシング指導や健康相談とともに、お子さんのお口の奥に突き刺さることのないよう、ストッパーが付いたハブラシのお土産がありました!

私がママとしてお世話になったときにはなかった、素敵なプレゼントでうらやましいなあと思いました。 

親子で安全にハミガキタイムを楽しんでくださいね。

2016年11月01日