アジサイの美しい季節になりました。
そして、6月4日からの1週間は毎年恒例の「歯の衛生週間」です!
今年のスローガンは『広げよう 「噛む」から始まる 健康づくり』。
ポスターを見かけた方も多いかと思います。
最近、本当に「かむ」効能がいろいろと報告されるようになりました。
テレビや雑誌はもちろん、なんと小学4年生の教科書にも!
タイトルは『「かむ」ことの力』(金田洌 文、国語4上 光村図書出版)。
よくかんで食べることは、口だけでなく体全体に関わる大切な働きであることが、とてもわかりやすく書かれています。
保健体育ではなく、国語に掲載されているというのがいいですね。
それだけ文章としても良いわけで、子どもたちは何度も声に出して読んで、かむことの素晴らしさを自然と理解していることでしょう。
実際、歯科医師の私が読んでも、「ほほ~、ふむふむ」と納得の内容です。
子どもたちが大人になって、そういえばかむことって大切だよなあと思い出してくれたら最高ですね。
食べることは生きるために欠かせない人間の活動です。
食べたいという意欲は、生きるエネルギーがある証拠。
ゆっくりおいしく良くかむことは、健康で元気な毎日のための基本です。
ぜひ今日の朝食からしっかりかんで味わって、素敵な1日のスタートを!
日本歯科医師会では、今年もベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2010を募集します。
笑顔の写真をあなたも応募してみませんか?
詳しくは6月4日より日本歯科医師会ホームページに掲載されますので、ご覧ください。