今年は台風発生が多く、予想進路がたびたび鹿児島を通るのでひやひやします。
今のところ当院は大きな被害なく済んでいますが、鹿児島県内では大隅地方で橋が崩壊したり、指宿市では停電が長く続いたところもありました。
これから発生する台風でさらなる被害がありませんようにと祈るばかりです。
先日ネットニュースで、子どものハブラシによる事故について報告がありました。
5歳以下の子どもがハブラシを口にくわえたまま転ぶなどして医療機関を受診した例は、2011年以降、337件に上回ることが東京都の調査でわかったとのこと。
このうち、2歳児がハブラシを口に入れたまま歩きまわって転倒し、のどに刺さり入院するなど、61件は入院が必要な重症例だったそうです。
お子さんの乳歯が生え始めるのは、生後半年から1年ごろ。
ハミガキタイムをお子さん自身も楽しんでしてくれることが、生えそろう子どもの歯の健康には欠かせませんが、2歳過ぎて自由に歩きまわる中では思わぬ危険があります。
転倒がないよう、座ってハミガキすることはもちろん、もしもの危険を回避するために安全な形態のハブラシを選んでいただくことが大切です。
お子さんのお口の奥に突き刺さることのないよう、ストッパーが付いたものや持ち手が輪っかになった形状のものなら安心です。
乳歯用のハブラシには安全に配慮したいろんな形があります
もちろん、保護者の仕上げ磨きは磨きやすいブラシを別にご準備いただくのがベスト。
おじいちゃん、おばあちゃんのおうちへ里帰りするときなど、旅行先ではお子さんがはしゃぎがちですので、特に注意してください。
大切なお子さんの健康なお口のために、安全で楽しいハミガキタイムを!