桜があっという間に満開を迎え、街路樹のツツジがつぼみを膨らましはじめました。
春爛漫、当院の玄関先でも花と緑が元気です。
心浮き立つはずの4月ですが、まだコロナの終息には程遠く、マスクが外せない生活は笑顔が見えにくくて残念。
隣の西谷山小に通い始める新1年生の大きな挨拶と笑顔が楽しみなのに…。
そして、ロシアによる攻撃が続くウクライナの報道を見るたびに、心が痛みます。
破壊される街並み、険しい表情の人々。
一日も早く平和な日々が取り戻せるように願わずにはいられません。
そんな中でも、首都キーウの道端で花を売る人の姿がありました。
たびたび警報が鳴り響く殺伐とした街の中で、食べ物だけでなく花も心の栄養とし続けるキーウの人々に感銘を受けました。
花を愛でる心が救いになる。
それは日本で様々な災害が起きたときにも感じたことです。
小さな花器に庭先のフリージアを活けながら、平和を祈る春です。
皆さま、どうぞお体を大切にお健やかでお過ごしください。