新緑がひときわ美しく輝く5月、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
先日、小学校4年生の国語の教科書を見てびっくり!
なんと「かむことの力」というタイトルで、よくかむとどんないいことがあるのか、かむためにはどんな器官が働いているのかを、ずいぶん詳しく説明した文章があるではないですか!?
大人でも難しい「そしゃく(咀嚼)」について、食べ物を消化する機能だけでなく、唾液の量や脳への刺激とも関わっていることが、具体的に書かれています。
また、体全体のバランスや力の出方にも関わることまで記載があり、「歯学部の学生がしっかり理解していないといけないくらいのレベルじゃないか!?」と驚きました。
もちろん、4年生の児童にとっては「そうなんだ、へえ~」という内容にとどまるのでしょうが、それでも口の機能に興味を持ったり、食べることやかむことがいろんなつながりを持っていると感じてくれることでしょう。
それが理科(生物学)ではなく、国語で登場していることが面白いですね。
最近の学校教育のひとつの柱として、食育の場としての役割が注目されています。
食べることが生きることにどのように関わっているか、いろんな面から興味を持てるような取り組みが期待されます。
国語でこの難しい内容が取り上げられているのも、もしかしたらその流れなのかもしれません。
4年生のお子さんをお持ちの方は、ぜひ教科書をのぞいてください。
大人もきっと「へえ~、そうなんだ!」と思われますよ。
さて、日本歯科医師会で生まれたキャラクターをご紹介します。
たぶんすでにテレビのCMに登場していますので、目にした方もいらっしゃることでしょう。
「よ坊さん」です!(「予防」にかけているんです)
シンプルながらかわいいキャラです。
他にもいろんなキャラがいるようです。
「よ坊さんのひみつ」が歯科医師会のHPで公開開始されていますので、ぜひご覧ください(http://www.yobousan.net/)。